こんばんは。BASE Conditioning Laboの山辺です。
今日は“膝の痛み”についてです。
ダンスをされる方で“腰痛”についで多い悩みだと思います。
膝に痛みを及ぼす原因はいろいろあるんですが。。。。。
代表的なもので
- 靭帯系
- 前十時靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯、膝蓋靭帯の損傷、捻挫
- 筋系
- 大腿四頭筋、腸径靭帯などの停止部での炎症
- 骨系
- 離断性骨軟骨炎、変形性関節症、膝蓋骨軟化症、骨折、骨壊死、骨肉腫、オスグットシュラッター(成長痛)
- その他
- 半月版損傷、嚢胞。
などなどです。
その中で、筋に因る痛みについて話していきたいと思います。
大腿四頭筋の使い過ぎ(Overuse)による膝前面の痛みは“ジャンパー膝”と呼ばれ
膝のお皿の上に痛みを感じる事があります。
ジャンパー膝というくらいですので、ジャンプを良くするスポーツ選手やダンサーに好発します。
大腿四頭筋は膝を伸ばす時につかう筋で、右の絵にある様に筋が収縮する時に膝のお皿の上の部分で牽引力(引っ張られる力)が働きます。
この牽引力が膝の屈伸をする度に、お皿に加わるので炎症が起きて痛みを引き起こしてしまいます。
もうひとつはランナー膝を呼ばれる疾患で、こちらは膝外側に痛みを引き起こします
ジャンパー膝の原因筋が“大腿四頭筋”だったのに対して、ランナー膝の場合は“腸径靭帯”と呼ばれる筋肉です
こっちの場合は、引っ張られる力で炎症が起きるのではなく、骨との摩擦により炎症が起きる訳ですが
いずれにせよ使い過ぎによる炎症です。
対処法をしては、運動後のストレッチ、マッサージが基本となります。
やり方については、今日教えた通りです(ストレッチはやってないかな。。。)
知りたい人は、また聞いて下さい。
ではでは、、、
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