手足の冷えが教えてくれること~体からのSOSサインを見逃さないで~
「手足が冷たくて眠れない」「靴下を重ね履きしても足先が温まらない」
そんな悩みを抱えている方は、意外と多いものです。特に女性に多い冷え性ですが、最近では男性の冷え性も増加傾向にあります。
しかし、その冷えは単なる「体質」として諦めていませんか?実は、手足の冷えは体からの大切なSOSサインかもしれないのです。
こんにちは。京都・四条烏丸の猫背整体 せぼねや京都です。本日のテーマは「冷え性」になります。手足の冷えがあなたにどのようなサインを出しているのか見ていきましょう。
1. 冷え性とは何か?
まずは冷え性とは何か?を出発点にしたいと思います。
冷え性とは、医学的には「四肢末端の冷感を自覚する状態」と定義されています。特に手先や足先、お腹や腰回りなど、体の特定の部位が冷たく感じる症状です。
日本人の約60%が冷えの症状を自覚しているというデータもあり、決して珍しい症状ではありません。しかし、多くの方が「仕方ない」と諦めてしまい、適切なケアを行わないまま過ごしています。
冷えを放置することで、血行不良が進み、むくみや肩こり、頭痛、生理痛の悪化、さらには免疫力の低下などさまざまな不調につながる可能性があります。冷えは体の警告サインであり、軽視すべきではないのです。
2. 冷えが教えてくれる体の状態
血行不良のサイン
手足の冷えの最も一般的な原因は血行不良です。末端まで温かい血液が十分に届いていない状態を表しています。血管が収縮して血流が滞ると、手足の先は真っ先に冷えてしまいます。
自律神経の乱れ
自律神経のバランスも冷えと密接に関係しています。交感神経が優位になりすぎると、末端の血管が収縮し、血流が悪化します。ストレスや疲労、不規則な生活習慣などで自律神経が乱れると、冷えとして現れることが多いのです。
代謝の低下
基礎代謝が低下すると、体内で生み出される熱量が減少し、体温維持が難しくなります。特に運動不足や加齢によって筋肉量が減少すると、代謝が落ち、冷えやすくなります。特に過度なダイエットをしていると代謝が落ちやすくなります。 普段は冷えを感じたことがないのに、ダイエットを継続しているうちに日を感じている。あなたもしかしたら代謝が下がって痩せにくくなっているかもしれません。そんな時にすることというのはこれだけというものはないので、気になる方はせぼねや京都に相談してください。
内臓機能の低下の可能性
東洋医学の観点では、冷えは内臓機能の低下を表すサインとも考えられています。特に消化器系や腎機能の低下は、「冷え」として現れることがあります。
3. 冷えと姿勢の意外な関係

実は、冷えと姿勢には密接な関係があることをご存知でしょうか?
猫背が冷えを悪化させるメカニズム
猫背の姿勢は、単に見た目の問題だけではありません。背中が丸まることで、以下のような影響が出ます:
- 胸郭(肺を包む胸の骨格)が圧迫され、呼吸が浅くなる
- 内臓が圧迫され、機能が低下する
- 背骨周辺の筋肉が硬くなり、血流が妨げられる
これらの要因が複合的に作用し、全身の血行不良を引き起こします。結果として、末端への血流が減少し、手足の冷えが悪化するのです。
胸郭圧迫と血流の関係
猫背になると胸郭が圧迫され、横隔膜の動きが制限されます。深い呼吸ができなくなることで、血液の循環をサポートする「呼吸ポンプ作用」が弱まり、静脈還流(血液が心臓に戻る流れ)が悪くなります。これが全身の血流を滞らせる原因となります。
姿勢の改善が冷えに与える好影響
姿勢を改善すると、胸郭の圧迫が解消され、呼吸が深くなります。また、背骨周辺の筋肉の緊張も緩和され、血流が改善します。京都の整体院「せぼねや」では、姿勢改善を通じて冷え症状が軽減したケースも多数あります。
4. 肩こりと冷えの密接な関係
首・肩の緊張が血流に与える影響
首や肩の筋肉が緊張すると、その部分を通る血管が圧迫されます。特に、鎖骨下動脈や腕神経叢は肩の筋肉に囲まれているため、肩こりがひどくなると腕や手先への血流が妨げられます。
これが「肩こりがあると手が冷たくなる」という現象の原因です。
デスクワーカーに冷え性が多い理由
長時間のデスクワークやスマホ操作は、首や肩に負担をかけるだけでなく、猫背姿勢を促進します。京都のオフィスワーカーの方々からも、「仕事中に手が冷たくなる」というお悩みをよく伺います。
デスクワークによる不動の姿勢は血流を滞らせ、首・肩のコリと相まって冷え症状を悪化させる大きな要因となっています。
肩こり改善が冷え改善につながる理由
肩こりを改善することで、首や肩の筋肉の緊張が緩和され、血管の圧迫が解消されます。その結果、腕や手への血流が改善し、冷えの症状が軽減することが期待できます。
5. 冷えを改善する日常的なアプローチ
効果的な入浴法
ぬるめのお湯(38〜40℃)にゆっくりと浸かることで、末端の血管が徐々に拡張し、血流が改善します。特に42℃前後のお湯に手足だけを浸す「部分浴」も効果的です。
簡単にできるストレッチ
- 胸を開くストレッチ 猫背改善に効果的。よくあるエラーとして肩甲骨を寄せたり、腰を反ったりする方がいらっしゃいますがこれは肩こりを悪化させたり、腰痛など別の問題を引き起こすので注意が必要です。詳しくはこちらをご覧ください
- 肩甲骨まわりのストレッチ 肩こり改善と血流促進に効果的です。これは座ったままでも出来ますので気が向いたらやって見てください
- 足首を動かす:足の血流改善に効果的
食事での対策
- 生姜、唐辛子、ニンニクなどの体を温める食材を取り入れる
- 良質なタンパク質と鉄分を含む食品で血流をサポート
- 冷たい飲食物の摂りすぎに注意
生活習慣の見直しポイント
- 長時間同じ姿勢でいることを避ける
- 定期的に軽い運動を取り入れる
- 適切な室温管理と重ね着の工夫
- 十分な睡眠で自律神経を整える
6. プロの整体による冷え対策
整体が冷えに効果的な理由
整体では、筋肉の緊張を緩和し、骨格のバランスを整えることで血流を改善します。特に猫背や肩こりといった姿勢の問題に対するアプローチは、冷えの根本原因にアクセスできる点で効果的です。
当院での冷え改善アプローチ
京都の整体院「せぼねや」では、冷え症に対して以下のようなアプローチを行っています:
- 姿勢分析:猫背など血流を妨げる姿勢の問題を特定
- 筋膜リリース:首・肩周りの緊張を緩和し、血流を促進
- 骨格調整:胸郭の動きを改善し、呼吸を深くする
- 自宅でのケア指導:日常生活での改善ポイントをアドバイス
症例紹介
当院に通われていた30代女性のAさんは、長年の冷え性に悩んでいました。特にデスクワークが多く、強い肩こりと猫背がありました。定期的な整体ケアと姿勢改善の指導により、3ヶ月後には「靴下を重ね履きしなくても眠れるようになった」と喜ばれています。
7. まとめ:冷えは体からのメッセージ
手足の冷えは、体からの大切なメッセージです。「単なる体質」と諦めるのではなく、その原因に目を向けることが大切です。
特に猫背や肩こりなど、姿勢の問題が冷えに大きく影響していることを忘れないでください。日常的なケアと専門家のサポートを組み合わせることで、冷えの改善は十分に可能です。
京都で整体をお探しの方、肩こりや猫背、冷え性でお悩みの方は、ぜひ「せぼねや京都」にご相談ください。体の声に耳を傾け、健康的な身体づくりをサポートいたします。
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