おはようございます。
BASE Cnditioning Laboの山辺です。
今日は体幹上部の要“胸郭”を構成する“肋骨”に関してのお話です。
・体幹運動における肋骨の動き、役割
なぜ“肋骨”なのか?
まずはこちらを。。。
こんな感じです。
英語で「Rib Cage」と言ったりします。
「Cage」とは「カゴ」のことですが、見たまんまですね。
鳥かごは中に中に鳥がはいってますが
こっちのカゴには“肺”「心臓」など、ヒトにとって重要な臓器があります。
この肋骨は脊椎の一部に付着しているんですが
この肋骨のついている脊椎(背骨)の事を胸椎と言います。
綺麗な姿勢、正しい姿勢にはこの胸椎の伸展、柔軟性が不可欠なんですが、今日のメインとなる「肋骨」の動きが悪くなると胸椎の動きを邪魔してしまいます。
そうなると背中を反らせて行く時に背骨全体でしなる(後ろに反る)ことで、反る事が出来るのですが
肋骨、胸椎の動きが悪くなると、その分別の所(腰椎や頚椎)で代償しなければならなくなってしまいます。
要するに、肋骨の動きが悪くなると腰や首に負担がかかってしまうんです。
肋骨の動きが、背骨自体の動きに大きな影響を与えるという事を理解してもらえると、「体幹」「軸」「重心移動」と言うものにも関わってくる事はある程度想像はつくと思います。(この辺の詳しい所は授業やワークショプ、セッションでやって行きます。)
・肋骨の動き
上の絵を見てもらうと分かると思いますが肋骨は前面で“胸骨”(二枚ある絵の上にある”Breastbone(sternum)”)と、後ろでは背骨(胸椎)についています。
それぞれ
肋骨と胸椎が関節している所なので、胸肋関節(きょうろくかんせつ)
肋骨と脊椎(胸椎)の関節しているところなので、肋椎関節(ろくついかんせつ)
とよびます。そのマンマですね。。。
ここが動きます。
呼吸運動なんかは正に動いています。こんな感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=43jJGXudePs&feature=related
猫背のヒトは自分で胸郭を締め付けてしまうのでこの部分の動きが悪くなってしまうので全身の連動性と言うものは低くなってしまいます。
つづく
コメント