おはようございます。
ヤッパリ久々の投稿です。無理をせず続けていきます。
今日から新学期の授業が始まります。どんな生徒が集まってくるんでしょうか。
今日は思うところあって少し自分の話からしたいと思います。
僕は現在、普通の治療院さんがされている様な
「揉む」とか「矯正」という治療はほとんどせずに
患者さん自身に動いてもらいながら治療する
「ボディワーク」と言うあまり普通の人は聞きなじみのないモノを使っています。
このボディワークがどういうものなのか、
僕の経緯を含めながら少し書いてみようと思います
僕も以前は他の治療家さんによくある、
ただの「手技バカ」だった時期があります。
とにかく「治る」「効く」と言われる手技は徹底的に勉強しまくりました。
(他の治療家がダメだと言ってるわけではありません。
本来、治療とはその時の痛みを取りさるものなので手技治療は絶対に必要です)
これはこれで絶対に必要な事だと思いますし、
今でもその頃得た知識はものすごく役に立っています。
しかし、多くの人を治療する中で、
「その時はバッチリ治っても、時間が立つとまた痛みがぶり返す。
それもほとんど同じ場所がおかしくなる」
こんな現実にぶち当たり続けました。
せっかく自分を頼ってくれてもこれか!って感じでした。
同じ様な悩みを持つ治療家さんも多いんじゃないでしょうか?
しかし、手技の勉強をするのと同時に、
というか小学生の時から器械体操とサッカーで膝をケガした事をきっかけに
知った、「カラダの使い方」を教えてくれる先生の教室では
「動きの見方」や「関節の使い方」「軸」「連動」なども色々教えてもらっていました。
ちなみに今僕のやっている『小学生の為の姿勢教室』の元はこれです。
整体院に来られる様な一般的な問題を抱える人は
この「カラダの使い方・感じ方」に歪みをもっています。
特に『カラダの感じ方』が問題なのですが
ボディワークの世界ではこれを 「BODY-IMAGE」とか「BODY-MAPPING」と呼んだりします。
このボディイメージが歪んでいると、僕ら治療家が正しく治しても、
内側からカラダをそのイメージにあった様に歪める力が働くので
歪んだイメージにとって正しい状態=はたから見たら『歪んでいる』状態に復されていきいます。
これが、歪みを治しても時間が経つと直ぐに元に戻り
また治療院に行くはめになる大きな理由の1つです
そうなってくると本当に治すべき部分はカラダよりももっと内側にあるものじゃないか?
その答えが小さい頃から教えてもらっていた、「軸のコントロール」や「連動」
「正しく感じる」というだったんですね。
要するにボディワークとは
「カラダを動かす時の基本となる『イメージ』を修正するものなんです」
このイメージが歪んだ状態でストレッチやトレーニングをしてしまうから
「思った様に効果が出ない」とか「ストレッチやトレーニングが原因でケガをしてしまう」
という事になってしまうんです。
あの頃(小学校の時)は何も分からずただ「先生が面白かったから
会いに行っていた。」というところが正直なところなのですが
今考えると『何の値打ちも分からない10歳のガキに、よくこんな事教えてたな』と思います。
なんせ、おもちゃではありましたが骨模型を使って教えてくれたり、
モビリゼーションや操体法という手技もその時期にさせられていたような気がします。
さて今日の授業は何をしよう?
まだ決まっておりません。。。。。
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